「人の真似をするな。今までにないものをつくれ」吉原治良の目指した合言葉の下、1963年に具体美術協会の主メンバーとなった松谷武判、ビニール系接着剤に興味を持ち画面上に膨らませたり、垂らしたりし…
後編（一説には、Chalk&Vermillion時代の倍の版数で制作されたとも・・・）この作品より、パブリッシャーが息子（ベルトラン・ドラクロワ）の経営するアクセルファインアート（AxelleFineArts）になる。…
「既成のもの」に大小様々なビーズを貼り付けた立体彫刻・PixCellシリーズなどで人気の高い名和晃平PixCellとは、「Pixel＝画素」＋「Cell＝細胞、器」から作られた、名和晃平の独自の概念を表したものだ…
最近、「リー・ウーファンの作品を探しています。無いですか？」と、よく尋ねられます。李禹煥（リー・ウーファン）は、韓国出身ですが、20歳の時に来日、1960年代末から70年代半ばに「もの派」の中心人…
マット焼けのサインと注意点あるお客様から、作品の焼けのご相談を受けたことがあります。上記が、その時の作品です。確かに全体的に焼けた感じはしますね。焼けには、①「太陽や紫外線による表面焼け」と…
紫外線前回及び前々回で、作品のカビやシミ、波打ちなどの症状の原因と考えられる「水分（湿度）」について記載しました。今回は、作品（油彩、水彩、版画等）の褪色や変色に影響を与えると言われる光（…
今回は、絵画や版画などを箱に入れて保管しておく時の注意点を中心に述べていきたいと思います。絵画や版画などを入れる箱は上記写真のように①段ボール製、と②布製が一般的によく見受けられると思います…
前回のブログで予告しましたように、何回かに分けて、美術品の保存・保管の注意点について記していこうと思います。美術品といっても多種多様なものがございます。よく一般のご自宅で見受けられるのは、①…