ミッシェルドラクロワ作品高価買取中|美術品、絵画の買取はアートフラールへ
2021/05/18
作品の保存(保管)について①
前回のブログで予告しましたように、
何回かに分けて、
美術品の保存・保管の注意点について記していこうと思います。
美術品といっても
多種多様なものがございます。
よく一般のご自宅で見受けられるのは、
①絵画(掛け軸も含む)や版画などの平面作品
②木彫、ブロンズ、ガラスなどの立体作品
③壺や香炉などの陶磁器
などが多いと思います。
その中でも、まずは、
①の絵画(日本画、油彩画、水彩、パステル、鉛筆、マジック etc.)や版画などから
記していきたいと思います。
支持体としては、
皮やガラス、金属板などもありますが、
一般的には、
布(キャンヴァス)、紙、木が身近で多く見受けられると思います。
これらの平面作品でよく見受けられるトラブルは、
①シミ
②カビ
③絵具の割れ・剥落
④波打ち(主に紙作品)
⑤褪色
⑥破れ(欠損)、
だと思います。
これらのトラブルの①~④に直接または間接的に関係するのが、
水分・高い湿度です。
折しも、今年は何時に無く
東海地方まで早々と梅雨入りとなりました。
ただ、無闇に怖がる必要はないです!
一般のご自宅に飾って楽しんでいただいている場合には
そこまでトラブルが生じることは殆ど無いと思います。
(*・飾っている壁が結露などで濡れている状態、
・絵を飾っている部屋に置いている衣服・布が時間が経つとジトっと湿気を含んでいるのがはっきりわかる状態、
・お風呂の湯気やポットや鍋の湯気が直接絵にあたる場合
は危険です・・・
が、恐らくここまでひどい状態はまずないと思われます)
ただ、高湿度が続くと、大きめの紙の作品だけは、
④波打ちには注意しておいてください。
その場合は、エアコンをつけるとか除湿器を付けて頂いた方が安全です。
*ただ、昔ながらの日本家屋(床を上げて床下に風が自由に入る。土壁、木の柱、襖や障子)の家はほぼ大丈夫だと思います。
ただ、飾らずにしまっている場合には注意点が多々ございます。
それについては次回、記していきます。
折角手に入れた美術品
飾って楽しんでる時も、
手放すときにも
状態よければよいことだらけです。
アートフラールでは、美術品・絵画を高価買取中です。
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